2021/04/04更新
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昨年に始まった新型コロナウイルスの蔓延はいつ収まるかもしれず、世界中に大きな不安と混乱を引き起こしています。
福山大学でもリモート授業を取り入れざるを得ない状況となり、大学教育も極めて難しい状況に陥っています。そのような中、昨年に引き続き、卒業式も入学式も関係者のみの限定的なものとなり、例年であればこのような大学にとって重要な儀式には招待され、出席していたのですが、今年もその招待はありませんでした。
コロナがあろうがなかろうが、サクラは毎年咲きます。サクラの名所にも数えられる大学のサクラも、入学式に合わせたように今まさに満開です。もう、これが最後の機会になるかもしれないと思い、2年ぶりに大学のサクラを見にいって来ました。
しばらく行かなかった間に、大学は大きく変化し、特に、建築学科にとっては重要な構造実験棟や設備実験室などが取り壊されることなったことを知ってびっくりしました。懐かしい姿を残しておくことも大事だと思い、サクラとともに大学の現状をお伝えしたいと思います。
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2017年に新設されたキャンパスゲート、夜間には大学名の英文字部分がLED照明されるそうです。上部には横断幕が取り付けられるようになっていて、入学式では右のようになります。 |
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スクールバス発着場 明るいカラーリングに変わりました
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駐車場の向こうの公園のサクラも満開です
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ゲートを通って大学会館前のサクラ並木
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傷んだ桜は伐採されその跡に植樹されています
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この若木が大きくなるにはまだまだ年月が必要です
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大学会館
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入学式の準備の最中でした
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1号館
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入学式の案内板が用意されていました
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15号館大学本部棟
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1号館前の広場から見た大学会館
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1号館前の広場
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ロダン橋横のエレベーター
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ロダン橋からゲートウェイ坂道を見下ろす サクラのトンネルという感じは薄れました
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ロダン橋から工学部棟を望む 建築学科が入っています
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工学部棟前はスクールバスの駐車場になっています
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15号館大学本部棟前の広場から見た工学部棟
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ロダン 考える人
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15号館大学本部棟前の広場
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1号館ピロティを通して新築の未来創造館が見えます
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オープンしたばかりの未来創造館は薬学部10,11,12号館として生まれ変わりました
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この偉容を見よ 大学唯一の高層棟
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鈴木省三理事長の定礎版が埋められています
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1,2階は共同利用の会議室、ゼミナール室などが設けられています
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オープン コミュニケーション コーナー おしゃべりコーナーですな
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セルフ スタディ コーナー (自習コーナー) 椅子とランプだけです
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正面2階の窓から1号館ピロティが望遠されます 小川が流れる和風庭園はなくなりました
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西側エントランス
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南面
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30号館です 以前はハイテクリサーチセンターといっていましたが、現在は安心安全防災教育センターといいます
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30号館北面 こちら側は普段あまり見ることはありませんでした
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30号館西面
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21,22号館から30号館に2000年に移りました 30号館試験体搬入口
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30号館南面
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30号館入り口
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7号館から30号館を見たところ
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7号館前駐車場から見た30号館 いつもここに車を駐めていました
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30号館入り口
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30号館入り口掲示板あり この階段を上がって研究室へ行きました
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30号館1階構造実験室 木造軸組繰り返し加力試験装置 今も活躍中
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研究室の名残を見つけました
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ひずみ計測装置も健全なようです もう20年も稼働中
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解説書も未だに使われていることに感激しました
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WEBカメラで実験の様子をモニターしていました パソコンは17年前のもです
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村田君の作ったマニュアルが置いてありました
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6畳間木造床板のせん断試験体固定架台も以前のまま残っていました
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木造軸組繰り返し加力試験用1000o 50kN モートルシリンダ
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平成9年に私学振興財団の補助事業により木造軸組試験室が作られました
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現在は使われていませんが、今もそのときの施設は残っており、久しぶりに中を見てきました
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木造軸組繰り返し加力試験装置で、このモートルシリンダは今も動きます
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ここで平成9年から平成12年までの短期間でしたが木造軸組の繰り返し加力試験を行いました
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パソコンもデイスプレイも当時のまま残されています
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試験体はこの架台の隙間に吊り下げて搬入しました
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こちらの架台では木造土壁の施工実習を行いました
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平成10年6月には土壁製作実習を行いました
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木造軸組試験室はこの8号館構造実験棟の裏手にあります。
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この構造実験棟も大変なことになっています
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構造実験棟は取り壊しが決まり、試験装置の解体撤去の最中です
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ここにあった試験装置はすでに取り外されています
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学生実験にも使用された万能試験機
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油圧式2軸振動台 かっては構造実験棟の顔となる試験機でした
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サーボパルサー
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元の7号館建築学科棟横の駐車場 いつも利用していました
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30号館と7号館をつなぐ階段です
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建築学科棟であった7号館は共同利用センター・社会連携センターと名前を変えました
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7号館正面入り口 耐震補強がなされて痛々しい
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ここもかってはよく出入りしました
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1階南側は研究室で、赴任した1981年から6年間、この建物で過ごしました
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青池とよばれていますが正面に薬草園のサクラが見えます
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ここにはいつも白鳥が泳いでいましたが見当たりませんでした
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薬草園下の稲田のあったところになぜか大量の土盛りが・・・・
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サッカー場に向かう坂道もサクラのトンネルでかっては空が見えないほどでしたが・・・・
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21号館に上がる階段 毎日登り降りしましたが、久しぶりに登るときつかった
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21号館(手前)22号館(奥)はまもなく取り壊されるので足場が用意されていました。ここには小林先生と私の教員室(22号館)と研究室(21号館)があり、21号館には振動実験と環境設備実験の装置があって学生の研究室でもありました。
1987年からここで過ごしましたが、2000年の30号館移転に伴って、いつの頃からかこの建物は使用されなくなりました。今年度中には解体されるとあって感無量です。 |
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22号館1階には3部屋あって一番手前の部屋が私の部屋でした
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部屋の中には長机が入れてありました
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一番奥の部屋は電気の先生の実験室でした
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21号館は環境設備と振動の実験室で振動実験室は研究室として使用しました 防振基礎盤がその名残りです
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これもびっくり 地震観測のための地震計ケースが残っていました 阪神大震災以前に設置したものです 中は空でしょう
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22号館北側75段の階段 これも工学部事務室へ行くのに1日数回は登り降りしました
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今は隣にエレベーターができて楽です
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1号館講義棟の内側吹き抜け
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額縁越しに見るサクラです
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この車もこれが最後になるでしょうね
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