|
瀬戸内の中央に位置する大崎上島では、お盆に合わせて櫂伝馬競漕が行われます。これは、海運業で栄えた江戸時代中頃に、大阪堺から御神霊を迎えて創建された住吉神社の祭礼として、200年以上の長きにわたって伝承されているものです。
また、櫂伝馬は、かって瀬戸内を治めていた水軍の名残であって、若者たちが太鼓を打ち鳴らし、「報恩栄弥栄弥栄 宝来栄弥歳の歳歳(ほうおんえんやえいやえい ほうらいえいやさのさいさい)」の掛け声もろとも櫂伝馬船を漕ぎ競って陸地へ突き進む豪快な海の祭典です。(各地に残るホーランエンヤとはこのことでしょうね)。
今年は、ひがしの住吉祭として、白水で櫂伝馬競漕が行われるので、是非見に来ないかと誘われて、初めてこの櫂伝馬競漕をみることができ、また、夜には海上花火大会を楽しむことができました。
|
|
|
住吉神社の祭礼ですから、御座船がでて御神輿が鎮座していました。
|
|
御神輿
|
|
櫂伝馬競漕は1日5回行われました。
|
|
|
|
こぎ手は14人。舳先には「剣櫂」、艫には「采振り」と呼ばれる男の子がつきます。
|
|
|
|
子ども櫂伝馬競漕も行われました。
|
|
|
|
采振り
|
|
スタート地点で勢揃い
|
|
|
|
|
|
|
|
大崎上島から眺める瀬戸の夕映えもすばらしいものです。
|
|
|
|
夕日に映えるフェリー
|
|
櫂伝馬船もしばしの休憩
|
|
|
|
|
|
|
|
|
夜は海上花火大会。港を舞台に2900発の花火が打ち上げられました。
スライドショーはこちらです。
|
|
|
|