ちらし寿司多度津町立資料館絵はがき


多度津町の古い絵はがき 多度津港遊覧記念

最終更新 08/02/19

 多度津の古い絵はがきを入手しました.
 ここには,多度津一等測候所というのがありますが,一等測候所と呼ばれていたのは明治36年から大正8年までであることから,この絵はがきもその間に発行されたものであることが分かります.
 このうちの何枚かは,子供の時に見た記憶があります.
 絵はがきの内容についてご存じのことがあれば教えてください.

 多度津町全景

山(桃陵公園)の上から撮られたものと思われます.


  多度津港全景
  内港の方で,子供の頃はこんなだったと思いますが,家から離れていたので,はっきりしたことは分かりません.

 多度津港桟橋

 記憶にある桟橋はもっと大きくて,大阪行きの1000tonクラスの関西汽船が夜出航していました.
 ここに繋がれているのは尾道航路の船です.
 

 多度津停車場

 多度津は四国鉄道発祥の地です.多度津−丸亀間の讃岐鉄道が前身ですが,予讃線の開通とともに,駅舎は現在の位置に作られました.

 多度津一等測候所

 多度津測候所は,明治25年にできました. 一等測候所と呼ばれていたのは明治36年から大正8年までです.
 このすぐ奥は海水浴場になっていました.測候所は,現在,無人観測所になってしまいました.測候所回顧展(さようなら110年の軌跡)が,多度津町立資料館で催されました.

 屏風ヶ浦 弘法大師誕生地

 現在はこんなに変わっています

 海岸寺の浜です.ここは,夏は海水浴場として賑わいました.隣を走っている線路は国鉄予讃線です.

 

 中津公園

 子供の頃,中津が公園であることは知らなかった.潮干狩りにでかけて,一度だけ行ったことがあったけど,松林と草ぼうぼうの湿地帯のようで不気味だった.

 中津公園

 中津は現在は丸亀市ですから,どうして多度津になっているのでしょうね.
 現在は整備されて,万象園という美術館もあります.

         

 この絵はがきの裏面には「讃岐多度津港遊覧記念」というスタンプが1枚1枚押してあります.遊覧船が走っていた頃もあったんですね.
 英文 TADOTSU SANUKI  との境目に書かれている四つ目菱紋は,多度津のお殿様京極家の家紋です.

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