ちらし寿司C++Builderの小部屋KenMapK-NET/KiK-net地震情報EQLIST

KenMap8eq Ver3.5

最終更新 2020/10/25

震源データを更新しました

震源データは2020/08/31までに更新しました

KenMap8の地震解析システム版 KenMap8eq35のダウンロード(3.87MB) (2019/9/13修正
                     震源データは2020/08/31までに更新されました。
                     EqlistMapの公開に伴い、これが最終更新版になります。


KenMap8eqは、地震検索システムEQLISTの地震震源を国土地理院地図表示ソフトKenMapの上に描くソフトです。
これに加えて、気象庁一元化処理震源リスト(1919年~2018年)の震源分布図を描くことを可能にして、ソフト名を改めてEqlistMapを公開しました。EqlistMapはこちらをご覧ください。
EqlistMapの公開に伴い、KenMap8eqの更新は終了しました。今後、EqlistMapをご使用ください。


 東北地方太平洋沖地震での被災者の皆様に、心からのお見舞いと追悼の意を表します。
 2011年3月11日に、東北地方太平洋沖を震源とするM9.0の地震が発生しました。 2011/03/11の一日間に発生したM4.0以上の地震震源分を描くこともできます。




白地図KenMap8の地震解析システム版KenMap8eqを作成しました.
KenMap8eqは,次の三つ機能があります.

(1)地震検索システムEQLISTの地震カタログをもとに震央分布図を描くことができます.
   KenMap8eq3では,マグニチュード4以下の微小地震も表示するようにしました.
(2)K-NET/KiK-netの地震情報をもとに,加速度分布図を描くことができます.


Kenmap8eq35の実行画面

 




使い方
(1)地図を描いて,「Eqlist」ボタンをクリックするだけです.
(2)震源マークの色やサイズは自由に設定できます.
(3)震源深さを任意の色分け表示ができます.
(4)マグニチュードや震源色分けの凡例は任意の位置に表示できます.
(5)450年以降の地震資料が用意されていますが,EQLISTの検索結果をファイルに保存したものも使用できます.



白地図KenMap8eqによる最大加速度分布図の作成

データファイルの形式

K-NETあるいはKiK-netの強震観測データより,下のようなファイル(テキストファイル)を作成します.
(1)最初の5行は地震諸元を表します.*は空白文字(半角スペース)を表します. 
(2)6行目以降は,観測点コード,緯度,経度,最大加速度,観測点名を','で区切って表します.
   分布図を描くには最低10点以上、1000点以下の観測データが必要です.
(3)jisinフォルダの中にサンプルファイルが入っています.
(4)ファイル拡張子を.txtとすればファイルオープンダイアログで指定することができます.


地震発生時刻***2005/01/18-23:09:00
震央北緯*******42.8°
震央東経*******145.0°
震源深さ*******50.0km
マグニチュード*M6.3
KSRH06,43.22,144.43,1224.0,鶴居東
NMRH04,43.40,145.13,1158.1,別海東
KSRH03,43.38,144.63,1158.0,標茶北
KSRH02,43.11,144.13,1138.0,阿寒南
KSRH10,43.21,145.12,1127.0,浜中
NMRH05,43.39,144.81,95.1,別海西
NMRH03,43.55,144.97,85.3,中標津
KSRH05,43.25,144.24,83.7,鶴居西
KSRH07,43.13,144.33,61.5,鶴居南
TKCH07,42.81,143.52,53.9,豊頃
KSRH09,42.98,143.99,47.9,白糠南
ABSH12,43.85,144.46,46.7,小清水
TKCH05,43.12,143.62,38.4,本別
KSRH01,43.43,144.09,34.3,阿寒北
TKCH08,42.48,143.16,30.9,大樹
NMRH01,43.78,145.03,30.2,標津北
TKCH02,43.38,143.90,27.5,足寄東
ABSH09,43.92,144.81,23.1,斜里南
HDKH06,42.35,142.36,22.7,静内
IBUH03,42.65,141.87,22.5,厚真
HDKH07,42.13,142.92,21.3,様似
TKCH11,42.87,142.89,18.3,清水


加速度分布の描き方

(1)所要範囲の地図を描きます.
(2)「KiK」ボタンをクリックして,「K-NET/KiK-net加速度分布」ウインドウを開きます.
(3)「読込」ボタンで上記形式のテキストファイルを読み込みます.
(4)あとは,適当に操作してください.

こんな図が描けます.

★加速度の大きさを線形目盛りカラースケールで表示


★加速度の大きさを対数目盛カラースケールで表示


★特定範囲の詳細表示


[ お断り ]
一応の動作はしますが,操作手順によって図がおかしくなることもあります.
カラーグラデーションの作成にはかなり時間がかかることがあります.
そう滅多に使うものではありませんから,それなりの図が描けるということで,ご了承願います.


KenMap8eqで描いたその他の地震最大加速度分布図

こちらのページからご覧になれます


宮城県沖地震の最大加速度分布

 防災科学技術研究所のK-NET/KiK-Netの最大加速度情報をもとに,2005年8月16日の宮城県沖地震の最大加速度分布をKenMap8eqを用いて描いてみました.
 最大加速度を対数目盛りでグラデーション表示しておりますが,東北地方太平洋側全域で大きく揺れたことがわかります.
なお,対数目盛りグラデーションにバグがありましたので修正いたしました.



小笠原諸島西方沖地震の最大加速度分布
 2015年5月30日に小笠原西方沖において、マグニチュード8.1の巨大地震が発生しました。これは今まで観測されたことのない深発地震でその震源深さは682kmと発表されました。巨大地震であるにも関わらず津波の発生はありませんでしたが、太平洋プレートの深部で発生した地動はユーラシアプレートを伝って日本全域において震度1以上の有感地震となりました。
 同じように最大加速度分布をKenMap8eqを用いて描いてみました.
 

 
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