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戰時中、極度に疲弊しきった私らが、終戰となって一番に欲しがったものは、主食、たばこ、甘味料であった。それが次第によくなって来出してから、いわゆる、3M時代があこがれの的となった。
それから絵図のように三種類を持つ家庭は三種の神器があると羨ましがられた。
昭和40年代となると、日本も生産増強により経済も世界水準以上に達し、生活も向上し、いわゆる3C時代となり、尚この上マイホーム加わるというよい時代となって来た。
これが50年、60年ともなる時は、この図面と対照してどのように変化が来ることか面白い問題といえよう。
本文の最後にはいろんなものが書き込まれています。この折り込みパンフレットもその一つですが、戦後から10年ごとの状況を上の段から「あこがれ」「流行」「くらし」「貯蓄」として表しています。また、10〜20年先を予測としていますが、腕輪テレビ、紙製のつかいすて衣類とか立体テレビの普及というのは面白いですね。
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