第八節 著名な人々 第一項 郷土の有名な方々 第一目 功労者・学者・武芸者・奇行者など 1 功労者 佐柳藤太氏 (堀江) |
本篇については、各項とも相当あるので、それらは、多度津町史や他の本を見て頂くことにして、ここでは、そのうち、町内と堀江附近に絞って、その二・三を揚げた。 まづ堀江の功労者として第一に挙げたいのは、佐柳藤太氏であろう。 氏は、独学で高等文官試験に合格し、直ちに内務省に入り、つづいて、千葉県・滋賀の県知事となり、後に、熊本市・小樽市長を歴任し、小樽市長在職中の大正14年2月に任地・小樽市で、年56才で死去した。 小樽市では、市葬の礼を以ってこれを遇した。時の政府は、その功を賞して從四位勲三等に敍した。 お墓は堀江観音院にあり、その業績は詳しく碑に彫まれてある。 |
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