10 方言(なまり)


 どこの地方にも、標準語でない、その地方のみに通用している言葉がある。他処へ行って、知らず知らずのうちに口から出る(なまり)は皆に通じず、後で判って大笑いの種になることが縷々ある。然し教育も進んで標準語による本のお陰で、この「なまり、方言」は次第に少なくなりつつある。
 ここでは、多度津地方の主なものを少し並べてみよう。
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            丸亀労災病院入院中に追記したので重複したものもある。

  
 多度津地方の方言といっているけれども、私が聞いたことも使ったこともないような言葉がたくさんある。マスメディアによる情報伝達が進んだ現代では、言葉の移り変わりは速いものであり、方言はますます消えていくだろう。

 本文は、方言としての言葉に対して、標準語による表記、使用例などを表として表しているが、途中で、自由に説明を加えるようになっている。また、本文でも断っているが、胃の手術のために入院していた時に追加した部分には重複する語もかなりみられた。ここでは、重複する語を除き、また、判りやすくするために五十音順に並べ替えて表示している。


   
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