4 多度津町歌  (但し現在は廃されている)


この多度津町歌は、おそらく明治の頃に作られた町歌と思う。今は全く歌っていないが昔の町歌として書き誌した。

  多度津町歌  作詞 堀沢 周安
         作曲 末沢 信夫

一  硯が岡の朝ぼらけ
絵に見る如き筆の海
此処を四国の門の戸と
千船百船出で入りて
いよいよ開けん
多度津港
長閑けき春の風吹けば
波も花咲く桜川
淀まぬ水も心にて
世の潮時に後れじと
いよいよ進まむ
多度津人
三  軒を並べて業の
其の様々に励み合う
人の誠に天地の
神の、恵みも加わりて
いよいよ栄えむ
多度津町


 この多度津町歌は昭和8年に発行された多度津町観光案内パンフレットにもでています

 
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