34 碇り石  (沢寺大明神)
 

 この碇り石のある処は、ころび石のある部落の田んぼの中に俗に沢大明神という小さい社がある。昔神功皇后が三韓征伐の時に多度津沖をお通りになった時、海が大荒れで、ここへ立寄られ、碇をこの石にかけたので、これを土地の人は「碇り石」といったが、今は残っていない。
ここから400m位の所に「宿地(しゅくじ)」という土地がある。神功皇后はここでお泊りになったと言い伝えられている。


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