ちらし寿司>C++Builderの小部屋 | ||
|
||
|
最終更新 2020.05.05 |
|
超簡単グラフ作成 MyGraph はグラフデータをコンマ区切りテキストファイル(CSVファイル)として用意し、これを読み込んでグラフの形式、軸のタイトル、目盛り線の数、目盛の打ち方を指定するだけで、超簡単にグラフを作成することができます。 一度作成したグラフの書式を書式ファイルとして保存しておいて、次回のグラフ作成にこの書式を呼び出して、さらに簡単にグラフを描くことができます。 |
||
MyGraph 起動画面(「メイン」ウインドウ) |
||
グラフデータの設定 @「データファイル」でデータファイルを読み込むと、「データ」ウインドウが表示され、ファイル名およびデータ個数が表示されるとともに、データがリストアップされます。 Aグラフデータは5列までのコンマ区切りテキストファイルです。 Bx軸データとy軸データに何列目のデータが相当するかを指定します。 C1行目は列の項目名を、それ以降は数値データを想定していますが、すべてが数値データでも構いません。 D1行目が項目名であるか、これをグラフの軸タイトルとして送るかどうかを指定します。 Eファイル名をグラフタイトルとして使用するかどうかを指定します。 F設定が終われば、「データセット」を押してメインウインドウにデータを送ります。 サンプルデータ サンプルデータとして、「Data」フォルダ内の「累積頻度.csv 」を使用します。これは、2002年6月以降に日本周辺で発生したマグニチュード0以上の地震約287万個の地震について、マグニチュードに対する累積頻度(あるマグニチュード以上の地震の個数)を表したもので、気象庁の「一元化処理震源要素」のリストに基づくものです。 メインウインドウの「データファイル」を押して、この「累積頻度.csv 」を開くと、下のようにデータの内容が表示されます。 このデータは@3列94行のデータからなり、A1列目がマグニチュード、3列目が累積頻度であり、C1行目はデータの項目名を表しています。累積頻度曲線を描くために、Bxデータに1列目、yデータに3列目を設定し、F「データセット」を押して、メインウインドウにデータを転送します。 |
||
「データ」ウインドウ |
||
グラフの作成 @x軸、y軸の目盛形式を「線型」または「対数」を選択して指定します。線型グラフのほか、片対数、両対数グラフを描くことができます。 A各軸の目盛の数を設定します。 B目盛間の副目盛数(分割数)を設定します。 Cグラフ左下隅の目盛として表示する数値(初期値)を設定します。 D線型目盛であれば目盛間の差(公差)を、対数目盛であれば目盛間の比率(公比)を設定します。 E各軸のタイトル、グラフのタイトルを設定します。 F線の色、線の太さを指定します。 G「グラフ」を押せばグラフが描かれます。 Hグラフ線を追加する場合は、追加データを設定し、「追加」にチェック入れて「グラフ」を押します。 サンプルデータのグラフ サンプルデータのデータ範囲はx軸マグニチュードは0〜9,y軸累積頻度は1〜287万ですから、x軸は線型目盛、y軸は対数目盛とする片対数グラフとします。目盛、タイトル、色などを設定し、「グラフ」ボタンを押せば下のグラフが得られます。 なお、「書式ファイル」で「累積頻度グラフ書式.csv」を読み込めば、直ちに「グラフ」でグラフが描かれます。 サンプルデータには2列目にマグニチュード別の頻度(地震個数)のデータが含まれています。これを累積頻度グラフの上に追加するには、「追加」にチェエックを入れて「グラフ」を押します。 |
||
グラフ書式の設定と作成されたグラフ | ||
|
||
(438kB) | ||
超簡単グラフ作成 MyGraph のダウンロード | ||
上の「DownLoad」を押してMyGraph.zipをダウンロードして、フォルダごと解凍してください。 | ||
「MyGraph」フォルダ内のMyGraph.exeが実行ファイルであり、「Data」フォルダ内に二つのサンプルデータとそれぞれの書式ファイルが収められています。 | ||